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プロフィール

kyo

Author:kyo
Kyoです。本好きな会社員です。
ジャンル問わず本を読みまくり感想を書いていきたいと思います。
(過去に読んだ本も載せていきます)
オススメ本には、あくまでも個人的な好みでオススメマークをつけたいと思います。
貴方に素敵な本との出会いがありますように!

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読書は1冊のノートにまとめなさい(奥野宣之)
連休なので、もう1冊投入!
うぬぬ…タイトルがよくよく考えたら、S的な感じ……と思って読んでみたら、別にそんなことはなかった(笑)。
なんか、この本の装丁が結構好きで、第1弾のときも書店で目を引いた気がします。

そう…たしかに、読んだ本の内容は忘れてしまいます。

どうでもいい話ですが、私も実は、このブログのほかにも読書日記はつけていて、この本のように細かく書きとめることはぜったいできないけれど、ブログに掲載するまでもない、読む時間を返してくれ本なども記載しています。
読む時間返してくれ本をどうして、メモっておくかというと、本のタイトルがなかなかに優秀すぎて、メモっておかないとまた手に取り、買ってしまう可能性があるからです。

私もノートは1冊にまとめる派です。読書のほかに映画の感想なども書いてありますが、これは気の向いたときのみ。
でもって、この本でとても共感したのは、次の2つ。

①本がたまると家族に迷惑がかかる。(溜息しか出ない…)

②本の中で紹介されている本こそ真に探し求めている本である。(自分の好きな作者が本の中で紹介している本ね!)

……納得です。
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アウシュヴィッツは終わらない(プリーモ・レーヴィ)
オススメ

ナチものというと、小学生のときにアンネの日記を読んで、その背景を知り、かなり沈んだ覚えがあります。
戦争の歴史というのは、ある程度知っておくべきなのですが、あまりに恐ろしい文章や写真があると、躊躇してしまいがちです。
この本はそういう意味でも、安心して読めるのでお薦めです。
その理由は、最後まで読むとわかるのですが・・・・・・。

本書はアウシュヴィッツで生き残ったイタリア系ユダヤ人の男性の回想録です。
何が身近に起こっているのかまったくわからなかった、というところが一番恐ろしいと思いました。


 
カリブ海の海賊たち(クリントン・V・ブラック)
今なんとなく海賊にはまっています。
というか、昔から好きだったので、海賊ものと分かれば手に取ってしまうのです。
この本・・・・・・新潮選書なんですが、絶版なんですよね・・・・・・またもや。
海賊ものの本っていうと、ほとんど絶版になっていて今、書店で手に入るのはわずかなんですね。
知らなかったけど、残念すぎる・・・・・・。
というのも、もともとの元ネタの資料本が少ないってのも関係していると思います。
著者はジャマイカ生まれの方なので、わりと詳しく書かれていてよいです。
内容はいろんなカリブの海賊について、章ごとに書かれています。
訳者の方もその道に詳しい方なので、詳細なあとがきが書かれていて、ほんとオススメなんですけどね・・・・・・。
こういう本、復刊してほしい・・・・・・けど、需要が少ないのかなぁ・・・・・・。


 
大帆船時代~快速帆船クリッパー物語~(杉浦昭典)
今日も夜にブログ更新するのは無理そうなので、朝更新です。
この本は中公新書なんですが・・・・・・結構前に発行されたものです。
最近は新書というと、啓発本やビジネス本なんかが主流だったりするみたいですが、私としては、こういう本が読みたいのです!
あまり普段興味を持たないことでも、ちょっと知識を得られるような・・・・・・。
書かれている方もたぶん好きで書かれているので、文章が熱いのですよ。
もちろん、最近出ている新書でも、いろいろなジャンルが出てますけれど、内容が薄すぎるものが多くてがっかりすることが多いです。本は薄くても内容は濃くしてほしいですね(笑)。

さて、この本。
帆船について書かれているものなんですが、船の知識がない私でもすごくわかりやすくて楽しく読めました。
船についての物語がまた、熱くていいんですよ。船を愛しているんだなぁという想いが伝わってきます。
というわけで、この本、オススメですね!


 
英国に就て(吉田健一)
イギリスについて語ったエッセイ本です。
著者は、吉田茂首相の息子さんです。
イギリス人はどんな人か・・・・・・という項目で、そんなの知らんというようなことが突然書いてあってびっくりしました。
しかし、たしかに、イギリス人はこういう人種だなんて一言でくくることなんてできないでしょう。
もちろん、そういったお断りを入れたあとで、イギリスにいた経験を軸に様々な角度から語っています。
目からウロコでしたね。
他の作品も是非読まなければ!と思いました。
こういう本を読んでいると、自分の陳腐な文章が恥ずかしくなるのですが、自分への戒めってことで(笑)。